ヨーグルトの原点
毎朝フルーツにプレーンヨーグルトを組み合わせて食べることが習慣になっています。
今回は、ヨーグルトの原点ともいえる写真のメーカーのヨーグルトでしたが、大手3社のプレーンヨーグルトをローテンションを組んで食べています。
写真のメーカーのヨーグルトが「ヨーグルトの原点」と書きましたが、日本で初めて販売された「プレーンヨーグルト」はこのブルガリアヨーグルトです。
私が小学生の高学年のころ初めて口にしましたが、とても酸っぱく感じ、大量の砂糖をかけて食べた記憶があります。それまでの国内で販売されていたヨーグルトは、ゼラチンで固めて非常に甘い「お菓子型ヨーグルト」だけでしたので、とても子供の口には合いませんでした。
業界では知られた話ですが、ブルガリアヨーグルトが販売されたきっかけは、1970年に開催された大阪万博のブルガリア館で出品されていたヨーグルトがヒントとなったようです。当初は単にプレーンヨーグルトとして販売されましたが、あまり販売は伸びなかったようです。
「ブルガリア」政府からの許可を得て現在の商品名に変更し、メチニコフ博士の「不老長寿説」を引用しながら健康イメージをアピールすることで販売量が急激に伸びたそうです。販売から40年という超ロングセラー商品ですが、商品名が重要な例かもしれません。