ヨーグルトの名称

週明けの月曜日は、相模原キャンパスで1年生の講義がありました。
年末の出張は時間的に厳しいものがありますが、1年生が待ちわびてくれている?と思うと忙しさも忘れます。

講義は4時過ぎには終わりましたが、そのあと大学の広報関係の意見交換会があり、会議が終わるころにはすっかり日が落ちていました。以前もお見せしましたが、相模原キャンパスのクリスマスツリーも一層きれいに見えました。





今日は、朝一番の飛行機で戻ってきましたが、その後、講義が立て続けに2コマと会議があり、さすがに疲れを感じました。
そこで、夕食後の「今日のヨーグルト」ですが、疲れをいやすため、少し甘めのあるものを選びました。




ところで、最近のヨーグルトに利用されている乳酸菌には、英数字が付いているものが増えています。今日食べたヨーグルトにはビフィズス菌BB536という名前が付いています。これら英数字は、菌株名と言います。人に個性があるように、同じ種類の菌でも人に与える影響や菌自体の性質が異なります。これらを識別するために名前が付けられます。私たち研究室で保存している乳酸菌にも株ごとにいろいろ名前を付けています。たいていは、分離されてきた順に番号を付けていきます。BB536も、もしかするとメーカーサイドで、536番目に分離されてきた菌かもしれません。


ヨーグルトに乳酸菌の菌株名を付けた火付け役は、「LG21」ではないでしょうか。その後、英数字の名前が付いている商品が増えているということは、消費者に良いイメージを与えているのかもしれません。



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