自家製クッキーを持ってきてくれました

4年生の佐々木さんが、クッキーを焼いて持ってきてくれました。

実験の休憩中に学生たちが群がり、あっという間になくなってしまったようです。



何種類ものクッキーを焼いてきてくれましたが、すべての種類を食ベルことのできた学生はいなかったようです。


佐々木さんは、ものを作るのが趣味のようで、先日は、デスク周りの飾り用としてDNAの模型を作っていました。





佐々木さんの卒論は、乳酸菌のある遺伝子のノックアウト株を作製することがテーマとなっており、いつもDNAに触れています。もしかすると、DNAに愛着が湧いてきた証かもしれませんね。


このDNA模型は、非常に小型ですが、私たちの研究室担当の分子生物学実習では、巨大なDNAらせん構造の模型を作製しています。










カラーの厚紙で4種(二本鎖用として計8種)のヌクレオチドカードを作製し、適切に折りたたみ、つなげていくと巨大な二本鎖DNAが出来上がります。








このような実習を通して、ヌクレオチド同士の結合様式、二本鎖が形成される仕組みなどを理解していきます。


もし、卒業生が見ていたら、まだ模型作っているの?と思われるかもしれませんが、分子生物学実習開始以来、約15年間、この模型作りの項目だけは続けています。


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