今週のゼミ

今週のゼミは、肺炎レンサ球菌Streptococcus pneumoniae (SPN)の病原因子に関する文献でした。


Contribution of different pneumococcal virulence factors to experimental meningitis in mice.

BMC Infect Dis. 2013 ;13(1):444.


SPNは、肺炎や敗血症、髄膜炎などの重篤な症状を引き起こす原因菌として知られています。

SPNの病原因子はいくつか報告されていますが、

本論文では、表層タンパク質である "pneumococcal surface protein A (PspA) , C (PspC)"に着目し、

それらの髄膜炎への関与を動物実験および培養細胞レベルで明らかにしたというものでした。


4年生の伊東くんが詳しく報告してくれました。




ところで、研究室では、ヒヨコが孵化しました。

孵卵器(37℃)に入れて約20日間ほどで孵化します。

もちろん、実験モデルとして用いますが、なんとも可愛いものです。




実験終了後、金曜日ということで、近所の居酒屋で食事会も行われたようです。