十和田キャンパスならではの息抜き
昨日は、日中かなり暑くなりました。
夕方、少し涼しくなったころ、大学の圃場に散歩に行ってきました。
研究の合間の息抜きに最適な場所です。
途中で立ち寄った馬術部の厩舎では、本研究室の4年生であり馬術部員の神前君が
馬の世話を行っている最中でした。
馬と言えば、、
昨日、馬乳を原材料とした酸乳から分離された乳酸菌株が研究室に届きました。
この酸乳はインドネシアのある地域で愛飲されているものです。
発酵乳の起源は古く、人類が牧畜を始めた紀元前数千年前まで
さかのぼるといわれていますが、原料は、牛乳だけでなく
山羊乳、羊乳、馬乳などさまざまな乳が利用されてきました。
現代になっても、ヨーグルト以外に、ロシアのケフィール(ケフィア)、
インドのダヒ、モンゴルのクーミス、デンマークのイメールなど、
特色ある発酵乳が愛飲されています。
私(向井)は、若いころケフィールの研究をしていましたが、今後機会があれば
その当時の話をさせていただきます。
届いた乳酸菌ですが、
特徴ある性質を持っているかどうかを調べるとともに、プロバイオティクスとして
利用できる乳酸菌を選択(スクリーニング)することを目指して
研究を進める予定です。
寒天培地で生育してきた乳酸菌(西山君が培養)