相模原キャンパスでの1年生への講義

先日、1年生の講義のため相模原キャンパスに行ってきました。


私は前期4回目の講義だったため、1年生諸君もだいぶ私に親近感を持ってくれている印象を受けました。




講義の内容は、概論ということもあり、動物資源科学科で微生物に関連することを学ぶ意義について、例をあげて説明しました。


人獣共通感染症、新興・再興感染症、薬剤耐性菌の出現など感染症の観点から、動物と人間の間で今ほど微生物が注目されている時代はありません。なぜ、いま問題になっているのか、学生諸君にも少し考えてもらいました。


また、学生たちには、マイナスのイメージになりがちな微生物の話だけではなく、「美しい微生物」も紹介しました。


といっても個人的に非常に美しいと感じているイヌの唾液から分離されたコロニーの写真を紹介して、青やピンクに染まるコロニーの美しさを熱く語ってきました。
学生は少しひいてしまうかと思いきや、目を輝かせて聞いてくれていました。




ところで相模原キャンパスは学生サービスを充実させていますが、今まで不評だった相模大野の駅からキャンパスまでの交通機関に関して、学生専用のバスを走らせるようになりました。
この春からは、便数もだいぶ増やしたようで、講義が終わった後、5時くらいにはバスが列をなして並んでいました。




1号棟を1周するほどバスが並んでおり、柴三郎博士もビックリ  (手前は柴三郎博士の銅像


しっかりオープンキャンパスの宣伝はされていました。






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